阪神タイガースで外野手としてプレーした横田慎太郎さんが脳腫瘍で亡くなりました。28歳の若さでした。2019年9月26日、兵庫県西宮市の阪神鳴尾浜球場での引退試合。視界がぼやける中で、センター前のヒットを矢のような送球で本塁生還を阻止しました。「奇跡のバックホーム」と言われる、記憶を残したあのプレー。今年7月19日のMBSテレビ「よんチャンTV」に出演した掛布雅之さんは、スタジオで河田直也アナが「神様がいらっしゃるのでは」と語りかけると、「奇跡のバックホームなんていらない。横田の命を1年でも長く…生きてほしいという気持ちが強い」と、むせび泣く声でかつての教え子を追悼しました。
(2023年7月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)