大相撲名古屋場所で「主役」と呼べる活躍を見せている盛岡市出身で前頭筆頭の錦木(にしきぎ)。母校の小学校も毎朝のある恒例行事でエールを送っています。
(副校長)
「きのうの錦木関の取組は、勝ちです!」
(児童)
「イエーイ!」

錦木の母校、盛岡市上米内にある盛岡市立米内小学校です。
大相撲の本場所期間中は、校長室前に掲示された錦木の星取表にシールを貼るのが恒例行事です。

(副校長)
「これで9勝1敗です。優勝争いトップです」

2003年3月に卒業した錦木こと熊谷徹也(くまがい・てつや)さん。その活躍は学校の誇りでもあります。

(副校長)
「今までにないくらいの活躍を見せてくれていてうれしい。白星(シール)を補充しておかなければいけないと思います」
3年生は総合学習の一環で米内小学校の歴史について学んでいて、卒業生の錦木の活躍は学びの題材にもなっています。


(児童)
「(きのうの取組は)どうなるかなってドキドキして最終的に勝って嬉しかったです。先輩であって、力士でもあって、すごいなと思います」
「家のテレビで応援していました。がんばれーって言っていました。錦木さんは小学校のころからお相撲していたから強いんだなと思いました」
快進撃を続ける先輩の活躍に母校も熱く盛り上がっています。