夫婦で家事分担 出産前に考える時間を

さらに、郡山市内では出産前から子育てを体験する取り組みも行われています。その名も「妊婦カフェ」。県内の主婦たちが今年5月から始めた交流カフェで、毎月1回開催されています。

しゅふコミ・横尾恵美代表「妊娠中にもうちょっと子育てについて考える準備期間みたいな形になるといいのかなって。」

しゅふコミ・横尾恵美代表

カフェでは、育児経験者との交流を通じて赤ちゃんとの接し方を教えてもらいます。

男性に重りをつけて、妊婦の気持ちを知ってもらう妊婦体験も。

代表の横尾恵美さんは、父親たちのつながる場を作りたいと話します。

しゅふコミ・横尾恵美代表「パパ自身も何かコミュニティと繋がって、これから育児の不安などを解消できる場にしたいなというふうに思ってます」

また、家事や育児の項目が書かれたワークシートを使って、今までどんな風に家事を分担していたのか話し合います。さらに、出産後どんな風に分担していくのかなど夫婦で改めて考えてもらう時間を設けています。

30代の男性「子どもが生まれたあと育児でどんな作業があるのか、この表はこれは助かります。」

しゅふコミ・横尾恵美代表「長いスパンでサポートできるようなコミュニティになっていきたいなという風に思っています。」

産後の父親の仕事と、家事・育児の両立、周囲のサポートの必要性が問われています。