中国山脈の西のはじっこに位置し、緑の山々に囲まれる山口県。

紅葉スポットでもお馴染みの県内最高峰、岩国市寂地山に、山口県屈指のビュースポット・下関市火の山など、各地域には地元を代表するたくさんの山があります。そのいずれにも共通するのが「校歌山」であるということ。校歌山とは、校歌で歌われている山のことで、このたび取材班に届いたのは、そう記された一冊の本でした。

松永昌治さん
「その土地を代表する山を登りたいと思ったんですね。それは校歌に歌われている山であろうと」

本の著者、宇部市在住の松永昌治さん(60)です。校歌山とは、松永さんが生み出した造語で、そう題された一冊には厳選された県内60座の校歌山について記されています。