広島県廿日市市の宮島松大汽船がフェリーの運賃を10月1日から値上げすることがわかりました。

宮島口から宮島までの航路で運航する宮島松大汽船は新型コロナの影響で利用客が減って売り上げが下がったことや、燃料費などの高騰を受け、運賃の値上げに踏み切ったということです。

普通運賃は片道で大人が180円から200円、子どもが90円から100円に値上げします。定期運賃は変更せず、据え置きとしています。10月1日から宮島訪問税として100円の徴収が始まるため、例えば大人の往復の普通運賃はフェリー代の400円に訪問税を加えた500円となります。また、自動車運賃は長さ4m以上5m未満の普通乗用車で1690円から1700円に値上げします。

同じ航路で運航しているJR西日本宮島フェリーも10月からの運賃値上げをすでに発表しています。