長崎県時津町では、アレルギー食にも対応した新しい学校給食センターが完成しました。

12日、落成式が行われたのは、およそ2,000食分の給食を調理・配送する学校給食センターです。

吉田 義德 時津町長:
「安心・安全、そしてバランスのとれた栄養豊かな給食を提供して、子どもたちの心身の健全育成に貢献できると思います」

延べ床面積1,838平方メートルの『時津町学校給食センター』は、1977年に浜田郷に建設された給食センターの老朽化に伴い、総事業費およそ20億円かけて日並郷に移転・建設されました。

食器や給食を運ぶためのコンテナを洗浄する専用の機械。大きなコンテナも毎日、手作業で洗浄・消毒していましたが、自動化で大幅に負担が軽減されます。

また時津町では、これまで各家庭でアレルギー対応をしなければいけませんでしたが、今後は給食センターで調理したアレルギー対応食を、個別の容器で提供できるようになります。

新しい学校給食センターで作られた給食は、2学期から時津町内の4つの公立小学校に届けられます。