10日午前石川県加賀市で、特定外来生物で毒を持つセアカゴケグモが見つかりました。けが人はいませんでした。

10日午前10時半ごろ、加賀市美岬町の北陸自動車道・尼御前サービスエリアで、従業員が体長およそ1センチのメスのセアカゴケグモを発見し、市に連絡しました。市の職員が駆除し、けが人はいませんでした。

オーストラリア原産の特定外来生物、セアカゴケグモはメスだけが毒をもっていて、全長7ミリから10ミリ程度、全体的に黒色で背中や腹部にある赤い模様が特徴です。県内でセアカゴケグモが見つかったのは去年11月以来で、これで12例目です。県は見つけたら素手で触れたりせず、踏みつぶすか家庭用殺虫剤を吹きかけて駆除し、自治体に連絡するよう呼びかけています。