流れ落ちる水を裏側から見ることができる「裏見(うらみ)の滝」として知られる岡山県鏡野町の岩井滝で、4年ぶりとなる神事「護摩焚き」が行われました。

毎年7月10日に岩井滝で行われる護摩焚きです。新型コロナウイルスの影響で中止されていましたが4年ぶりに復活しました。

山伏姿の僧侶が滝の裏側に祀られた不動明王の前で読経したあと滝の正面に護摩を焚き、安全や無病息災を祈願しました。

例年、神事とともに行われていた滝入り口の駐車場に屋台などが並ぶ「岩井滝まつり」は今年も中止となりました。

(上齋原振興公社長瀧哲治課長)「4年ぶりの開催ができて無事に終わってほっとしている。御覧のとおり非常に涼しいところですのでみなさんぜひ来ていただけたらと思います」

標高約850メートルに位置する岩井滝。暑さが増す夏本番には、ひとときの涼を求め多くの人が訪れるようになります。