■MLB レッドソックス 4ー3 アスレチックス(日本時間10日、フェンウェイ・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(29)は本拠地でのアスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。吉田は4打数2安打1打点1盗塁で打率は.316、イチローに並ぶ日本人メジャー最多タイ記録の7試合連続マルチヒットをマークした。
6試合連続マルチヒットで7月が21打数10安打で打率は.476と絶好調の吉田、前半戦最後の試合、1回の第1打席、アスレチックス先発、JP.シアーズ(27)と対戦。カウント2-2から外角高め151キロのストレートに差し込まれサードゴロに倒れた。
1対2とリードされた3回に第2打席、2死一、二塁のチャンス、この打席もストレートで攻められ、カウント3-2から外角低め151キロのストレートに見逃し三振。7試合ぶりの三振でチャンスを生かせなかった。
2対3と1点を追う6回の第3打席、アスレチックス2人目、P.ブラックバーン(29)と対戦。カウント1-1から146キロのカットボールに詰まりながらもセンター方向へ、ショートも必死に追いかけ背走しながらキャッチを試みたがボールはグラブから落ち記録はヒット。吉田は7試合連続安打をマークした。さらに2死から今季6個目、2試合連続で盗塁に成功、送球が逸れる間に3塁まで進むと、8番・C.アローヨ(28)のタイムリー2ベースで同点のホームを踏んだ。
3対3の同点で迎えた8回の第4打席、アスレチックス3人目、K.ウルディチャック(25)の外角高めややボール球の153キロストレートをレフトへ弾き返すとグリーンモンスターを越える今季10号の勝ち越しアーチ。ベンチでは“ダンベルパフォーマンス”で笑顔を見せた。このホームランでイチローに並ぶ日本人メジャー最多タイ記録の7試合連続マルチヒットもマークした。吉田は4打数2安打1打点1盗塁で打率は.316となった。
【ア・リーグ打率】
1位 .321 Y.ディアズ(レイズ)
2位 .317 B.ビシェット(ブルージェイズ)
3位 .316 吉田正尚(レッドソックス)
4位 .314 A.ヘイズ(オリオールズ)
5位 .305 J.ネイラー(ガーディアンズ)
6位 .302 大谷翔平(エンゼルス)