内閣府が発表した5月の景気動向指数で、景気の現状を示す「一致指数」が2か月ぶりに悪化しました。

内閣府が発表した5月の景気動向指数によりますと、景気の現状を表す「一致指数」は113.8となり、前の月を0.4ポイント下回りました。普通自動車などの生産が落ち込んだことやアメリカ向けの輸出が減少したことが主な要因で、2か月ぶりのマイナスとなります。

内閣府は景気の現状について、「改善を示している」として基調判断を据え置きました。

一方、景気の先行きを示す「先行指数」は109.5と、前の月から1.4ポイント上昇し、2か月連続の改善となっています。