“閲覧制限”の背景に「スクレイピング」?
小笠原キャスター:
イーロン・マスク氏は、今回の制限の理由について「極端なレベルの“データスクレイピング”と、システム操作に対処するためだ」と語っています。

「スクレイピング」という言葉がカギになってくる。
データ分析に詳しい徳島大学デザイン型AI教育研究センター長 石田基広氏に伺いました。

個人だったり自治体だったりが、ツイッターを使って、トレンドやデータの収集をしているが、「スクレイピング」というのは、ツイッター側からすると、情報を持っていかれるということ。
最近、AI開発企業が、言語データなどの情報を、ツイッターから大量に吸い上げていることが問題になっている。
また、「スクレイピング」には、もうひとつ、ひっかく、傷をつけるという意味があって、AI開発企業などから、一度に大量に情報を持っていかれると、システムに不具合が生じる。サーバーに、かなりの負荷がかかる。