広島県警は、要人警護などを強化するため、「警衛警護室」を新たに発足させました。
警衛警護室は、去年7月の安倍元総理の銃撃事件を受け、警察庁が「警護要則」を改正したこと受けて発足しました。

発足式には配属された警護員などおよそ20人が出席しました。森元良幸 本部長は、警護を取り巻く環境は厳しいとしたうえで、「万全な計画と訓練、緊密な連携で要人の安全を確保してほしい」と激励しました。
広島県警 警衛警護室 平原敏浩 室長
「G7広島サミットの経験はもちろん、G7外務大臣会合やオバマ大統領の広島訪問、多数の経験を生かして警護の万全を期していきたい」

警衛警護室は今後、警護計画案の作案や、皇族の警衛や要人の警護にあたることにしています。また、警察庁などとの連携を強化し、研修や訓練などを重ねるということです。