熊本県山都町の国道が架かる橋が3日、大雨の影響で崩落しました。

沖村考祐アナウンサー:橋が崩落した山都町です。国道445号が架かる金内橋が、真ん中からへこむようにV字に崩落しました。

近くに住む人によりますと、3日午前7時半頃から8時頃の間に橋は崩落したということです。

崩落する前、橋の中央部分が少しずつ傾き始めたのに近隣住民が気づきました。

住民が橋を渡ろうとする車に迂回するよう案内したことで、崩落に巻き込まれる車は無かったと、地元消防団の方は話していました。

現在も茶色く濁った水が猛スピードで流れています。

崩落により、ここは通行止めになりましたが、すぐ近くに側道があり現在は片側交互通行の迂回路になっています。

橋を管理する県によりますと、金内橋は、橋の長さが37m、1962年に架けられたということで、川の水が引いてから詳しい崩落原因を調べるということです。