広域強盗関与の疑い…北海道出身の男2人 早ければ7日にも日本に送還へ 容疑者の父親「一生刑務所に…」
フィリピンの入管施設に収容されていた、特殊詐欺グループの北海道出身の男2人が、2月7日、日本に強制送還されました。
強制送還されたのは、特殊詐欺グループの指示役とみられる男4人のうち、北海道内出身の今村磨人(いまむら・きよと)容疑者38歳と、藤田聖也(ふじた・としや)被告38歳の2人です。
2人はどのような人物なのか…。
藤田被告は北海道南部の七飯町で生まれ育ちました。町内の小中学校に通い、その後、函館の高校に進学します。
石黒拓海記者
「藤田被告は高校を卒業、札幌に行って以来、両親とは関わらなくなったといいます」
藤田被告の父親は、HBCの取材に対し「最後に話したのは12年前。電話で口論になり、それ以来、連絡は取っていない。償いきれない過ちを犯したと自覚し、一生刑務所に入ってもらうしかない」と話しました。
一方、札幌出身の今村容疑者はかつて、札幌のススキノで飲食店の経営していました。しかし、店は長続きしなかったといいます。
知人男性
「ニュークラブというか、パブなのか。1年くらいやったのでは。やんちゃなイメージ。 体も大きかったので、圧がある感じ」
警視庁は今後、今村容疑者ら特殊詐欺グループ4人と、各地の強盗事件の関連を捜査し、グループと事件の全容解明を進める方針です。
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