大分市佐賀関で起きた大規模火災で19日正午すぎ、現場の焼け跡から1人の遺体が発見されました。警察が身元の確認を進めています。
18日午後5時45分ごろ、大分市佐賀関で大規模火災が発生し、住宅など170棟以上が燃え、消火活動は現在も続いています。

県によりますと、この火事で、佐賀関に住む76歳の稲垣清さんと連絡が取れなくなっています。また、50代の女性が気道熱傷の疑いで病院に搬送され、軽傷を負いました。
現場では、稲垣さんの住宅の焼け跡から性別不明の遺体が1体発見され、警察が身元の確認を進めています。
県は災害対策本部を設置。災害救助法の適用を決定し、自衛隊に災害派遣を正式に要請。県や熊本県の防災ヘリのほか、自衛隊のヘリも出動しています。
また、佐賀関市民センター内に避難所が設けられ、18日午後10時45分には最大で125世帯188人が避難しました。














