外国為替市場で円安が進んでいます。ニューヨーク市場で円相場は一時、1ドル=144円台まで下落しました。

きのう、東京市場で1ドル=143円台後半まで下落した円相場。その後のニューヨーク市場でもこの流れが続き、一時、1ドル=144円台をつけ、7か月ぶりの円安水準を更新しました。

市場ではこのところ、金利の高いドルを買って円を売る動きが続いていましたが、27日に発表されたアメリカの経済指標が好調だったことから円安がさらに進みました。

鈴木財務大臣はきのう「行き過ぎた動きには適切に対応する」と急激な円安をけん制しましたが、その後も円を売る動きが続いています。