岩手県久慈市にあるコンビニエンスストアが27日、県産のスギの木材を外装や内装に使ってリニューアルオープンしました。地域資源を有効活用する取り組みです。

 リニューアルオープンしたのはローソン久慈川貫店です。27日は店の経営者や県の関係者などおよそ30人が出席し、記念式典が行われました。
 店の外装や内装、屋外の喫煙所には県産のスギ材が使われていて、店内にはスギの香りが漂います。県はおととしから「木づかい宣言」と題して県産木材の利用促進に取り組んでいて、これに賛同したローソンが店舗への活用で協力しました。
 東北6県に1100以上あるローソンの独立店舗の中で、地域でとれた木材を使った店舗は初めてです。
 店には次々と地元の人たちが訪れ、木のぬくもりの中で買い物を楽しんでいました。ローソンは今後も地域の木材を使った店舗を増やしていく予定です。