岩手県議会の12月定例会は最終本会議が開かれ、賃上げを行う中小企業に対する補正予算案などを可決し、閉会しました。

10日の最終本会議では、約82億9700万円を増額する一般会計補正予算案など38の議案が可決されました。

補正予算案は物価高対策として賃上げを行う中小企業への支援金約27億円の他、相次ぐクマの被害を防ぐため、クマの捕獲が行える人材の育成に係る経費などが盛り込まれました。

また、10日の会議では、国会に法案が提出された衆議院の議員定数削減に反対する意見書が、自民党会派などが反対する中、賛成多数で可決されました。