気象庁は現在、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。
どのような情報なのか改めて確認します。

後発地震注意情報は、北海道の根室沖から東北地方の三陸沖にかけての巨大地震の想定震源域やその周辺で、「モーメントマグニチュード」7以上の地震が発生した際に発表されます。

8日夜に発生した地震のモーメントマグニチュードは、7.4でした。
岩手県内では23市町村が対象です。
後発の大規模な地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとして、国はすぐに避難できる態勢で寝ることなどご覧の対策を呼びかけています。

大規模地震発生の可能性は普段よりは高いものの、100回に1回程度とされていて、情報は直ちに避難を呼びかけるものではありません。普段の生活を続けながら災害への備えを見直すことが求められています。
気象庁は、16日の午前0時まで特別な注意の呼びかけを続ける予定です。