戦争で家族を失った山内さん「まずは平和を考えること」

沖縄戦から78年。その沖縄で再び緊張が高まるなか、戦争で家族を失った山内さんは…。

山内武さん
「父親、身内を疎開に一緒に引きずってくれば命を取り留めたかなと思って。これが悔しくて悔しくて悔しくて。戦争があるために、何もかも失ったり、大事なものを失った。だから、まずは平和を考えることですよね」

山本恵里伽キャスター:
沖縄戦から78年が経った今、こうして武力攻撃を想定した訓練が行われているというのは、非常に複雑な思いを抱きますよね。

喜入友浩キャスター:
一方、訓練に参加した国士舘大学(危機管理学)の中林啓修准教授は「(ロシアのウクライナ侵攻などを念頭に)起きてしまうかもしれないことに備えておくことは、社会の責任としてやらなければならない」と話しています。