水深1000mは暗黒の世界
―深海の世界。水深約200mでは太陽光が海面の0.1%しか届かないというような深さ。たった200mのこと。水深がこの1000mあたりでは、生き物が太陽光をキャッチできない暗黒の世界。もう真っ暗。
若林伸和教授:0.1%でもうほとんど真っ暗です。本当の暗黒の世界ですね。そして高圧だということですよね。
―水深が10m深くなるごとに1気圧ずつ水圧が高くなります。水深3800mですからタイタニック号が沈んでるのがこのあたりといわれる3800mは約380気圧、1平方cmに380kgの力がかかる、中指の上に380キロを乗せるぐらいの、ちょっと想像がつかない力。
普通1気圧ですけど、それの380倍の力がかかってくるので普通は人間はちょっと耐えられないですね。生物がいてもかなり特殊な感じの生物。
―潜水艇に残された酸素。あくまでも目安ですが、22日午後6時までといわれる。今後の捜索はどこに期待しますか。
いろいろ報道が変わってきてるんですけれど、音っていうのが本当にこの潜水艇の中からの音であれば、やはりそれは希望ではあるので、その音を基に、場所を特定するっていうことが絶対必要。場所が特定できたらROVなんかを下して状況を見て、可能な限り引き上げるための作業をするということ、これが時間との戦いで、もうすぐにでもやる必要があります。(2023年6月22日MBSテレビ放送「よんチャンTV」より)
◎若林伸和氏(神戸大学大学院教授 海難事故の原因究明や海底探査にも詳しい一級海技士(電子通信)資格を持ち遭難通信システムを研究)














