プロジェクトの噂を聞きつけての相談でした。
レトロな柄の生地を折ったり、丸めたり…アイデアが次々と飛び交います。

【斉藤翔さん】「防水・耐水・撥水があるから、キッチンに置けるかなって」
【西村隆行さん】「底と蓋が欲しい」
【斉藤翔さん】「何かケースにするなら」
【内藤千裕さん】「賞状を入れるとか」

この『アイデアを出しあう時間が1番楽しい』という西村さん。活動を続けていくためには、自分たちが楽しむことが大切なのだそう。
【グラフィックデザイナー 西村隆行さん】
「倉庫にこんないろんなものが埋まっていて、場所取って大変なんだよねという所も、まだまだきっといっぱいあると思う。『これ、後捨てるだけなんだけど、何とかできないかね』という相談が来たら、また面白い動きが出来るのかなと」

今後も、誰も注目してこなかったハネモノを発掘し、企業と協力して新たな商品開発をしていきたいとしています。
【グラフィックデザイナー 西村隆行さん】
「この活動で『ものづくりの裏側』というか、『ものづくりにも、こういう要らない部分』があるんだとか、“新しい発見”に面白みを感じてもらえると、ものづくりの魅力自体をまた伝えられるのかなと」
この日も西村さんの手にはステンレスの端材が…「ハネモノ」という「宝物」が握られていました。

【グラフィックデザイナー 西村隆行さん】
「いったん持って行っていいと言われたので、もらっていきます」
集めた『ハネモノ』にアイデアを加えて、魅力的な商品へ。
これからも、どんなものが誕生するのか楽しみです。