今月20日は、国連が定める「世界難民の日」です。きょう都内では、難民への理解を深めるためのイベントが開かれました。
イベントは国連機関が主催したもので、渋谷駅を中心に4か所で行われました。
記者
「こちら難民の方に提供されている家族用テントなのですが、入ってみますと結構大きいですね」
テントの中には支援物資が展示してあり、スタッフが難民の人々の生活を説明していました。
また、渋谷の街を練り歩いて、難民の経験を追体験するスタンプラリーも。各ポイントでは、日本に逃れてきた人々の生活や支援方法が具体的に紹介されていました。
スタンプラリーに参加した学生
「来る前はイメージがしづらかったが、スタンプラリーを巡って理解が深まった」
難民当事者からはこんな声も。
4年前シリアから日本に避難 アナス・ヒジャゼィさん
「(Q.難民問題について)一個人だけ(では)こういうこと(=解決)は全然できない。日本人と一緒にしないと何もできない」
さらに「日本は過去、戦争の影響を知っているので、今世界で起きている問題を理解できるはずだ」と、支援を訴えました。
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