---会見の内容を一部抜粋してお伝えします。故ジャニー喜多川氏による性加害性暴力の被害が申告されている。こういったことが起きたということを出発点として、問題を検証、再発防止策を提言していく、というふうに話しました。ジャニーズ事務所としては、ジュリー社長が知らなかったというふうに話していますし、事実認定は避けた形ですけども、ここがだから1つポイントなのかなと思いますが?
(中村竜太郎氏)ジュリー社長が性暴力を知らなかったというふうに、そこであったとは言ってないわけですよね。そこからスタートしてこういう形の流れになっているわけですから、なかなかモヤモヤした感じは続いてるっていうか。本当にメディアの人たちが一番聞きたかったのは、事実はどうだったのか、どうなのか、そこがポイントだと思うんですけど、結局それに対する明言はなかったと思います。
---今後の調査は非常に慎重に進めなければならないということを話しています。
(中村竜太郎氏)もちろん専門家が、聞き取り調査は人権に配慮しつつ慎重にやっているとは思うんですけれども。やはりその後、どういう結果が出るのか、そこは見極めたいところです。
---特別チームは外部の独立した有識者で構成されていて、独立した形で調査が行われると。第三者委員会と受け取ってもらってさしつかえない。こういったところを、ずいぶん強調はしている。やっぱり世間がそれを非常に気にしてるんだよっていうことでしょうか?
(中村竜太郎氏)実際、私が聞いているのは、ジャニーズ事務所には、特別チームが編成される前から、専門のコンサルタントの方を結構いいギャランティで抱えていますので、いろんな世間の声、どういう対応があるのか、Q&Aをちゃんとシミュレーションしながらやってるわけです。そうやって進めてはいますが、どうなのかなっていう気持ちはありますよね。
---現役タレントへの調査については、申告した人には心情に配慮して慎重にアプローチをしたいと。アンケートを取るなど、網羅的に確定するのはミッションではない。どのように防ぐかを主眼に検証すると。だから広く調査するということではないということは話していた。
(中村竜太郎氏)この点について異論はないです。