■MLB エンゼルス 6ー2 カブス(日本時間8日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたカブス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打1四球2盗塁で打率は.275、4試合連続安打、今季3度目の1試合2盗塁をマークした。カブス・鈴木誠也(28)は「4番・ライト」で先発出場。4打数無安打で打率は.260となった。

前日7日(日本時間)に16号ホームランを放った大谷は1回、第1打席、カブスの先発はヤンキースから移籍してきたJ.タイオン(31)、通算は8打数2安打で打率.250だが本塁打は2本、タイオンも攻めあぐねてカウント3-1になると5球目、外角高めに甘く入ってきた151キロのストレートを捉えてセンターへの2ベース。ややバットの先で角度はつかなかったが4試合連続安打をマークした。

打者一巡してヒットは大谷の2ベースのみ、3回、唯一のヒットを打っている大谷の第2打席、カウント3-1から内角の厳しいボールを3球連続ファウル。そして8球目、外角高め151キロのストレートにバットを上手く被せて逆方向に放ったが打球が上がりすぎてレフトフライに倒れた。

2-2と同点の5回、2死走者なしでの第3打席は四球、3番・M.トラウト(31)の1球目に今季8個目の盗塁に成功、さらに4球目、三盗にも成功しチームトップ9個目の盗塁。2盗塁ともキャッチャーが送球できない完璧なスタートを切った。しかし、トラウトは三振に倒れ勝ち越しとはいかなかった。

7回の第4打席は空振り三振、8回の第5打席はセカンドゴロ、大谷は4打数1安打1四球2盗塁で打率は.275、今季3度目の1試合2盗塁をマークした。

鈴木は1回2死一塁での第1打席、エンゼルスの先発はJ.バリア(26)の1球目147キロのストレートを積極的に打っていったがショートゴロ。カブス打線はバリアにノーヒットに抑えられていた4回、鈴木の第2打席、カウント2-2から外角のスライダーに空振り三振。

2-2と同点の6回、1死一、二塁で迎えた第3打席、エンゼルス2人目、B.ジョイス(22)と対戦。カウント1-2から162キロのストレートに詰まってサードゴロに倒れた。9回の第4打席はエンゼルス4人目、S.バックマン(23)のストレートを弾き返したがセカンドゴロ、鈴木は4打数無安打で打率は.260となった。試合はエンゼルスが今季19度目の逆転勝ちで3連勝、貯金を3とした。