情報「また出ている…」ではなく“警戒”を 予測のチェックも重要
ホランキャスター:
既に雨が多く降っている地域などでは、土壌にまだ水分がたくさん含まれている場合もあります。土砂災害などの危険をいつも以上に警戒していただければと思います。

萩谷弁護士:
雨のピークが去っても土の中にたくさんの水分を含んでいると、土砂災害や河川の氾濫の危険があるのでしっかりチェックしてほしいと思います。
線状降水帯ができると長い間、多くの雨が降るので非常に危険性も高いです。発生したときは大雨がもう降っている状態で、逃げるのが困難ということもあるので、事前に予測のチェックが重要だと思いますね。
井上貴博キャスター:
地球温暖化によって、やはり勢力の強い台風が増えるというのは間違いない。あとは今の時期、前線を刺激して大雨になるおそれがある。先週末もそうでしたけど、線状降水帯発生情報があれだけ乱発されてしまうと、情報の効果が薄れることを気象庁は危惧するわけですよね。でも出さないと、メッセージにならない。でも出しすぎると「また出てる」で終わってしまう。
これからのシーズン、本当に悩ましいところが続くと思います。情報に慣れず、情報が出たら、本当に異常な状況だというのは肝に命じていただければと思います。