■増え続ける市民の犠牲 カメラが捉えた惨状の跡
ロシア国防省は5月22日、ドネツク州とルハンシク州の17カ所をミサイルで攻撃したと発表しました。
住民の男性
「爆弾はあそこに落ちた。爆発で全て吹き飛ばされた」軍事侵攻が始まって3か月、市民の犠牲は増え続けています。
警官
「みんな家に入って!イラはどこにいるの?」
住民
「家にいるよ」
警察
「地下に降りなさい」
23日、各国の政府高官や企業トップが集まる「ダボス会議」で、ゼレンスキー大統領は以下のように述べました。
ゼレンスキー大統領
「ロシアに対し導入されるべき制裁がまだ行われていない。ロシアの石油禁輸、すべての銀行の封鎖、IT分野の拒否、完全な貿易停止です」



当時現場にいた男性
「一番多く被害者が出た場所です。テントがあり、みんなお茶をもらって休んだりしていました」
「手足が切断されている人も、バラバラになった人もいた。私が転んだら、上に多くの人が覆い被さってきた。その人のおかげで私は助かったのです。私の上に死者と負傷者がいました」