■日本陸上競技選手権大会 4日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)
世界陸上ブダペスト(8月19日開幕)の代表選考会を兼ねている日本選手権の4日目が行われ、男子走高跳は世界陸上オレゴン代表の真野友博(26・九電工)が2m25で3位、赤松諒一(28・アワーズ)が2m29で優勝した。女子走幅跳は秦澄美鈴(27・シバタ工業)が6m63で優勝し3連覇を達成した。
世界陸上オレゴン大会では日本人初の決勝進出と8位入賞の快挙を一度に成し遂げた男子走高跳の真野、2m15cmを余裕のジャンプで成功させると2m20cmも1回でクリアするがまだ納得の跳躍が出来ずに苦笑いを浮かべた。
バーの高さが2m25cmに上がると真野は2回失敗、最後3回目の跳躍でクリアをした。2m29cmは3回失敗し3位に終わった。赤松が自己ベストを更新する2m29cmを2回目に成功させて日本選手権初優勝を飾った。
女子走幅跳は秦が1回目で確実な跳躍で6m60cmをマークした。徐々に踏み切りのタイミングが合ってくると4回目には6m63cmと記録を伸ばし笑顔を見せた。
5回目には踏み切りのタイミングがあっていいジャンプを見せたがわずかにつま先がファウルラインに入ってしまった。秦は6m63cmで日本選手権3連覇を達成した。