■日本陸上競技選手権大会 4日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)
世界陸上ブダペスト(8月19日開幕)の代表選考会を兼ねている日本選手権の4日目が行われ、男子110mHで参加標準記録を切っていた泉谷駿介(23・住友電工)が13秒04の日本新記録で優勝、2位は参加標準記録を切っていた高山峻野(28・ゼンリン)、共に世界陸上代表が内定した。
高山と泉谷がタイミング良くスタートを切ると中盤から泉谷がスピードを生かし高山を振り切ってゴール。タイムは13秒04と日本新記録をマーク。会場は大歓声に包まれた。2位には高山が入った。
泉谷は5月21日のセイコーゴールデングランプリで13秒07を記録。自身の日本記録(13秒06)に0秒01と迫り、世界陸上ブダペストの参加標準記録(13秒28)を突破。今大会で3位以内となったため、世界陸上代表が内定した。
同じく参加標準記録をすでに突破し、前日本記録保持者の高山峻野(28、ゼンリン)も2位で世界陸上代表内定となった。