半年以上「資格無効」のケースも

【トラブル(2)】
マイナ保険証は読み取り式です。機械自体は正常ですが、実際に読み取った際に「資格無効」とか「該当無し」と出た例が、トラブルがあった中で最も多い62.2%ということで、中には半年以上「資格無効」だったケースもあったということです。
“無保険者”扱いだと、医療費が10割負担で徴収されます。その例が393件もあって、全国保険医団体連合会は「経済的な負担により受診困難になる恐れもあるのでは」という指摘があります。
マイナ保険証のトラブルに医療現場ではどう対応?
医療現場ではこういったトラブルにどうやって対応しているのでしょうか。

【トラブルに対する医療現場での対応】
(1)別人と紐付け
→保険証を持参していれば保険診療可
(2)マイナ保険証のみの持参、無資格は10割負担
→後日、保険証を持っていって7割返金
全国保険医団体連合会は「保険証がなくなった時の医療崩壊が目に見えている。なんとしても保険証を残してほしい」としています。














