熱中症と台風2号の関係は 今後も注意が必要に

沖縄県では5月29日から30日にかけて、最低気温が25℃以上の熱帯夜となる地域が拡大しました。これは先島諸島に向かっている台風2号の影響も大きいといいます。

ゆっくりしたスピードで北上を続けている台風2号によって、連日、非常に暖かく湿った空気が沖縄地方に流れ込んでいます。また31日にかけても異常な蒸し暑さが続く予想で、熱中症予防のためにエアコンや除湿器を活用して室温を28℃以下におさえることや、寝る前にコップ1杯の水を飲むなどの対策が必要です。

また熱中症になってしまった場合は、体を冷やして水分を摂取し安静にすると回復するケースが多いとされていますが、自力で水が飲めない、または水分・塩分を摂取して安静にしても症状が良くならない場合には病院の受診が必要です。また呼びかけに対して応えられない状態になると救急車を呼ぶことが求められています。

梅雨入りや台風の接近によって天候が変動しやすい中、体のケアを行うとともに、十分な熱中症対策が求められます。