“岸田総理の声”でおしゃべりができる!?
南波キャスター:
安野さんですが、なんと岸田総理の音声AIを作って、岸田総理に聞いてもらったということなんです。

ホランキャスター:
似過ぎていて、ちょっと怖いぐらい。そのままですよね?
若新雄純 慶応大学特任准教授:
もう直接会っていなかったら、わからないということですよね。電話越しだったり、ボイスメモで送られてきたりしたらほとんど判別つかないと思いますよ。
南波キャスター:
私も岸田総理の声でしゃべってみますと…ちょっとテンポを意識すればできちゃうんです。

若新 准教授:
総理大臣は公人なので写真はいちいち許可を取らなくても、テレビに出すじゃないですか。声の扱いっていうのはどうなっているんですか?
AIエンジニア 安野氏:
声質に肖像権的なものが発生するかどうかっていうのは議論があり、あいまいなところだと認識しています。
若新 准教授:
リアルな画像だったら許可取ってくれってなるけど、真似た音声となると…今のところは使える?今、社会と技術の隙間になっているわけですね。
日比キャスター:
同じ機械で、ホランさんの声も岸田総理の声も、切り替えひとつでできちゃうってことですね。
AIエンジニア 安野氏:
この機材はマイクで、ノートパソコン上で声の変換自体はやっている。