中国政府は商務相がアメリカの商務長官らと会談する、と発表しました。中国に対する制裁関税など、貿易問題について協議する見通しです。

中国商務省によりますと、王文濤商務相は25日から26日にかけてアメリカで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の貿易担当大臣会合に出席。

期間中にレモンド商務長官のほか、通商代表部のタイ代表と会談するということです。

中国商務省は「両国の経済貿易関係と双方が関心を持つ問題について意見を交わす」としていて、アメリカによる中国への制裁関税などについて議論する見通しです。

米中関係をめぐっては国防相が来月会談する可能性が浮上していて、今年2月の気球問題発生以降改善の兆しが見え始めています。