日本医師会も問題視『薬は正しく使って薬になる。そうでなければ毒でしかない』

糖尿病の治療薬が一部の医師によりダイエットの薬として処方され、健康被害が生じている実態。日本医師会もこうした実態を問題視しているという。
(日本医師会 宮川政昭常任理事)
「(Q適正使用でない処方が広がっていることに関してどう考えている?)非常に懸念しています。薬は正しく使って薬になります。そうでなければ毒でしかない。ですから、そのところはしっかりと認識してほしいなと思います」
また積極的に薬を処方する医師の姿勢に疑問を呈した。
(日本医師会 宮川政昭常任理事)
「果たして病気でない方に薬を勧めるのはどうなのかなと思いますよね。病気の方を糖尿の方を救おうと一生懸命やっている人もいるし、そうでなく美容のことだけを考えてやっている人もいる。つらい話ですよね」
現状、こうした薬の処方を止める手はなく、法整備が必要だと話した。
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健康被害を引き起こす可能性のある薬が安易に処方されている現実。医師のモラルに判断を委ね続けるのは余りにも危険ではないだろうか。
(2023年5月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)














