■MLB ガーディアンズ 4ー3 エンゼルス(日本時間15日、プログレッシブ・フィールド)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地のガーディアンズ戦に9試合ぶりに「2番・指名打者」で11試合連続先発出場。4打数1安打1打点1盗塁、2試合連続安打をマークした。
現地時間14日は「母の日」、MLB公式SNSには母親と一緒に写った24年前の写真も公開された。多くの選手がピンク色の用具を身につける中、大谷も前日に続いてスパイク、そしてこの日はバッティンググラブにもピンクを入れてプレーした。
1回の第1打席、今季メジャーデビューを果たしたガーディアンズ先発、T.バイビー(24)と初対戦。カウント1-0から内角高め97マイル(156キロ)のストレートに詰まりセカンドゴロに倒れた。
4回の第2打席、ガーディアンズのバイビーはパーフェクトピッチング、大谷も2度目の対戦で1球目から振っていったがストレート、チェンジアップと2球連続でファウル。カウント0-2と追い込まれると3球目は97マイル(156キロ)のストレートが内角高めに。大谷に対しバイビーも強気のピッチングを見せた。5球目も内角高め96マイル(154キロ)のストレートをファウル、内角高めに目線を付けられると最後は内角低めにチェンジアップ。大谷は外れていると自信をもって見逃したがストライクの判定。バイビーの高低差を上手く使う投球術に抑えられ大谷は首を振ってベンチに戻った。
0-1とリードされた7回、エンゼルス打線はここまでヒット1本のみ大谷の第4打席に期待がかかったがカウント3-2からの8球目、チェンジアップに空振り三振。バイビーに2打席連続三振に倒れた。
1-4と3点を追う9回の第4打席、無死一、三塁のチャンス。カウント1-2と追い込まれながらも外角低め91マイル(146キロ)のスライダーを払うようなバットコントロールでセンター前へ2試合連続となるタイムリー。さらに今季6個目の盗塁も成功させた。チームは1点差で敗れ連敗となった。