■競泳・ヨーロッパグランプリ カネ大会(13日・フランス・カネ=アン=ルシヨン)
競泳の池江璃花子(22・横浜ゴム)が13日、ヨーロッパグランプリ カネ大会に出場。50m自由形で10位に入った。
池江にとっては、白血病の療養から復帰後初、2018年アジア大会以来4年9ヶ月ぶりとなる海外レース。最初の種目に選んだのは、自身が日本記録(23秒95)を持つ50m自由形。

前日の練習時に「せっかくここに来たからには、海外の選手たちに、池江が戻ってきたなって思ってもらえるようなレースができたらいい」と話していた池江。予選9位で決勝に進むことはできなかったが、9位〜16位の選手で争われるB決勝に進出した。気温17℃、外プールでのレースとなったが、スタートから上位争いを繰り広げ25秒57でフィニッシュ。B決勝2位で全体10位に入った。

レース後「練習不足や準備不足が決勝のレースに響いてしまった。反省点の多いレースだった」と悔しい表情を見せた池江。それでも「海外選手に会えて楽しい。お互いコミュニケーションを取り合えているのですごくいい関係だと思う」と海外ならではの交流ができていることを明かした。カネ大会2日目は、本命の50mバタフライと100m自由形に出場予定。その後、スペイン、モナコでの大会を転戦する。

【大会スケジュール】
5月13~14日 フランス・カネ大会
5月17~18日 スペイン・バルセロナ大会
5月20~21日 モナコ大会