❝ネオ❞観光案内所のきっかけは斜面地再生・空き家活用から

ことし2月、長崎市の賑わい再生を目指す『まちぶらプロジェクト』にも認定されたHUBsは、もともとカフェだった空き店舗を活用して、学生や地域の人たちが手作りで立ち上げ、“週末限定” で営業しています。

岩本 諭さん:
「まちづくり計画に(ここを)一緒にやっているメンバーで携わっていたんですよ。
“観光案内機能がない” っていうのがみんなの認識の1つだったんですね。(じゃぁ)自分たちでちょっとやってみようかって」

岩本さんは大分県の出身。大学進学を機に2009年長崎にやって来ました。

今、住んでいるのは長崎市南山手にある 築70年の古民家を改装したシェアハウスです。

大学で『長崎市の斜面市街地』について研究したのを機に、斜面地・空き家活用団体『つくる』を立ち上げました。

その一環で9年前自宅 兼 コミュニティースペース『つくる邸』をオープン。
地域交流のイベントを開いたり、空き家活用の提案をしたりしています。

岩本 諭さん:
「僕が大学のときに東日本大震災が起きて、地域と繋がった暮らしをしたいなとすごく思って。長崎居留地がやっぱり歴史があったり、歴史や建物だけじゃなくてこの地域を愛していろいろ活動してる人、たくさんの人がいるんですよね」