ことしのプロ野球ドラフト会議がいよいよ、23日に開かれます。長崎県ゆかりの選手では2人の大学生がプロ志望届を出していて、指名の行方が注目されます。
プロ野球12球団が、将来期待する新人選手の「入団交渉権」を獲得するドラフト会議。長崎県ゆかりの選手では、2人の現役大学生が指名を目指します。

一人目は関西学院大学4年の坂本安司投手です。西海市の大崎高校出身で、チームのエースとして2021年の春のセンバツ甲子園にも出場しました。

そんな坂本投手、大学進学後"あること"をきっかけにプロ入りを目指すようになったといいます。
坂本安司投手:
「2年生の夏にオープン戦で阪神の2軍と(試合を)やる機会があったんですけど。その時に、すごい面白いなと思ってすごく楽しくて、そこからプロを目指そうと思った」
大学では最高球速148キロを記録し、関西学生野球リーグで最優秀投手とベストナインをW受賞したことも―。ドラフト会議を前にしたいまの心境は?
坂本安司投手:
「今の自分があるのは、これまで長崎でやってきたことだったり、育ててきてくれた方々のお陰。そういった方々のことを頭に浮かべながら、指名されるのを待ちたいなと思っています」

もう一人は長崎国際大学4年の黒木優投手です。
九州文化学園高校出身で強気の投球を持ち味にチームのエースとして活躍しました。大学でも、試合の流れを掴みチームを勝利に導く存在に成長しました。
かつて長崎の高校野球を熱く盛り上げた2人を指名する球団はあるのか?
23日のドラフト会議に注目です。
※ドラフト会議の模様は、TBS系列で23日午後4時40分からの放送です。