中学からの英才教育、OBとの練習も

野田学園卓球部の最大の強みは徹底した英才教育。中学入学直後から高校生を相手に稽古をつけてもらいます。

芝キャプテン
「2019年インタ―ハイダブルス優勝ペアの戸上隼輔選手であったり、宮川昌大選手であったり」

また、そうそうたるOBが練習に訪れることも。この日はTリーグ・琉球アスティ―ダでプレーする有延大夢選手(2013年3月卒)が後輩たちの練習役を買っていました。

三木隼選手
「ボールの質だったり、考え方がすごい大人なので。OBの方にはすごい感謝してます」

日本一へ、立ちはだかる壁

中学時代から高いレベルの環境でもまれ、満を持して迎えた高校生活。しかし、日本一を目指すチームに大きな壁が・・・

絶対王者、愛知県代表の愛工大名電高校。4人が入学してから全国大会決勝で6度対戦している因縁の相手。今年3月のセンバツ以外はいずれも敗れ、日本一を逃しています。去年の国体、2年で出場した三木選手は2つのシングルスを任されますが、勝利を目前に控え、どちらも落としてしまいます。

三木選手
「自分があと1本で勝てるってところで逆転されちゃって。残念だったし、3年生に申し訳なかったですね」