山口県教育委員会は21日、不祥事で教職員3人を懲戒処分にしました。
県教委によりますと下関市の桜山小学校の男性教頭(48)は2025年3月、山口県長門市内の飲食店で前の職場の同僚らと飲酒し代行運転で帰りましたが、自宅をうまく伝えられなかったため途中から自家用車を運転。
車に衝突する物損事故を起こしましたが、警察に報告しなかったということです。
翌朝、警察官が男性教頭の自宅を訪ねドライブレコーダーを確認したところ、当て逃げし、その後もおよそ80キロ走行していたことが分かりました。
男性教頭は飲酒運転について、長門簡裁から罰金60万円の略式命令を受けています。
県教委は飲酒会場まで自家用車で行かないよう、全職員に指示することにしています。
このほか、教職員の親睦会費など約39万円を横領しギャンブルなどに使ったとして、下関西高校の男性教諭(57)を停職6か月。
公用車を34回私的に利用し家族の送迎などをしたとして、県教委県立高校再編整備推進室の男性職員(47)を減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。














