本格的な冬の訪れを前に21日、山口市の園児が道路の安全を守る除雪車両を見学しました。

見学したのは山口市の宮野幼稚園の園児18人です。

雪のシーズンに活躍する除雪トラックなどの車両を知ってもらおうと、山口河川国道事務所が招きました。

安達 誠記者
「こちらが除雪トラックの排雪板です。左右で高さが違うんですが、だんだん高くしてくことで、路面に積もった雪を道路の脇に寄せやすくしているということなんです」

園児は車が凍結防止剤をまく様子を見学し、冬の道路の安全を守る大切さを学びました。

園児
「雪がいっぱい降ってる!」

除雪トラックに乗り込み、ハンドルやレバーを興味深そうに触っていました。

園児
「除雪トラックのハンドル持つところが楽しかった」

園児
「雪、のけるところがかっこよかった」

山口河川国道事務所 道路管理第二課 中尾真也課長
「園児の元気な姿を見て、私ども含め業者も元気をいただいて頑張っていきたいと思います」

除雪車両は昨シーズン、凍結防止剤の散布で58日、除雪作業で12日、出動したということです。

今シーズンも雪が降ることが多い国道9号や190号などへの出動が見込まれています。