Q上を目指していくために、変えていくことはありますか?

「大枠を何かいじるというより、今日皆さんが感じてもらったように、ゴール前の回数、プレーを増やすとか、練習・トレーニングがゲームに出ると思います。シンプルにそこの回数を増やして、どうなるかということを、細かく修正するところはあると思うんですけど、その辺は伝えていきながら進めていきたいと思います。ただは大枠は、変えないつもりでいます」

Qミーティングは少しショッキングなムードがあったのでしょうか?

中山監督
「明るい話ではないのでね。プロである以上こういうことは起こるし、選手たちもそれは理解してると思うし、我々スタッフも当然そういう世界にいるので、そういうことは理解してますし、雰囲気としては明るくはないと思います。ただみんなは、苦しいときに下向いても何も起こらないし、後ろを振り返っても何も返ってこない、前を向くしかないと思うので、前を向いて進む。試合に向けて、みんなでそこにパワーを注ぎ込むことは大事だと思うので、しっかりやっていけたらなと思ってます」

Q名塚前監督から一番に電話があったということですが、かけられた言葉は?

中山監督
「『自分に託すなら、できると思うよ』っていう声はかけてもらったので、自信を持って自分らしくやるしかないので、やります」

Q次の福島戦に向けて、7試合勝ちがない中で迎えるホームでの徳島戦。どういう姿勢で臨みますか?

中山監督
「結果は求められていると思います。だからその結果を出すために、しっかりみんなで考えて行動して、試合を迎えられればと思います。勝つためのプレーができているかどうかは自分たちが判断することではなく、見てる人が感じることだと思うので、しっかりそれが伝わるように、最低限プレーをしたいと思ってます」

Qトップチームを率いるのは2013年以来ですが、そのときと心境の変化は?

中山監督
「役割ってあると思うので、監督であったら監督として、自分は責任を持ってやる。それは久々であるぐらいで、心境としては、どちらかというともうゲームに向かっている。そこに自分もマインドも持っていってるという感じですかね」

Qコーチとして近くでチームを見てきたと思うが、年間試合日程の3分の1が終わったところで、攻守それぞれでできている部分、改善しないといけない部分は具体的にどこですか?

中山監督
「シンプルにしていきたいなと思ってます。チャンスがあるんだったらシュートを打つとか、チャンスがあると走るし、クロスを上げるし、得点に繋がるプレーの回数を増やすっていうことを、得点・攻撃の部分ではやっていきたいと思います。守備の部分ではちょっとしたことで違うと思います。すきを突かれないということもそうですし、コース、本当1センチ2センチ、シュートのコースに立つだけで違うでしょうし、クロスのコースでもそうでしょう。それによって相手の選択肢がゴールに向かわないようにすることを少し修正したいなと思ってまいす」