コロナ禍でも、店舗数を倍増した“肉系チェーン店”!人気の秘密を探りました。
■女性がハマる沖縄ステーキ 安くて極厚!あっさりペロリ
4月、都内に6店舗目をオープンさせた沖縄発のステーキ専門店「やっぱりステーキ」。本格的なステーキが格安で味わえると大人気なんです!

「おすすめステーキ」は150グラムで▼1000円。やわらかくてジューシーな味わいが特徴です。さらに、ごはん・スープ・サラダも食べ放題!
ほかにも牛肉100%の「やっぱりバーグ」は200グラムで▼1000円。カットステーキ「お箸deステーキ」も同じく▼1000円とリーズナブル。

そして特に女性に人気なのが「ミスジステーキ(150グラム)」(▼1400円)。やわらかくて肉のうまみが強いんです。
■格安・あっさり「やっぱりステーキ」 ルーツは創業の地・沖縄に
“格安なのにおいしい!”と評判の「やっぱりステーキ」。店舗数はコロナ前(2019年)の▼45店舗から▼88店舗に倍増しました。その格安・あっさりステーキのルーツは創業の地、沖縄にありました。
アメリカの食文化の影響でステーキ店が多い沖縄。その中でも驚きの人気をみせているのが那覇市の「やっぱりステーキ 松山店」。
午後9時すぎ、店内のお客さんはたったの1人。ところが・・・午後11時をすぎると、なんと満席に!いったいなぜ?
沖縄在住のお客さん
「きょうは早いですよね、いつもは3時4時です」
「飲んだ後の締めでステーキは定番ですね」
沖縄では飲んだ後の締めは、なんとステーキなんです!400グラムのステーキをラーメンをすするかのごとく10分でペロリと完食するお客さんの姿も。
これまで薄くて脂多めが主流だった“締めステーキ”を、夜中に食べても翌日ももたれない肉厚の“あっさり”ミスジステーキにしたところ大ヒット!
ディーズプランニング 義元大蔵 社長(47)
「ミスジって真ん中にスジあるから硬くて食べられないんですよ。だから皆さんステーキとしては誰も手を出さなかった部位なんですよ」

手間をかけてスジを取り除いたミスジステーキ。“安いのにおいしい!”評判が評判を呼び、創業から7年で今や沖縄から全国へ。
ちなみに、お客さんを飽きさせない工夫として、社長のアイデアによるオリジナルソースが16種類も!社長おすすめの「シークワーサーポン酢」にきざみわさびを添えて頂くと・・・わざびとポン酢の爽快感で、肉のうまみが際立ちます。

さらに5月、新商品のハンバーグ「師匠バーグ」(▼1400円・5月18日から全国販売)も開発したそうです。