福島県内に修学旅行や林間学校などのいわゆる教育旅行で宿泊した小学生から大学生までの人数を、こちらにまとめました。

震災前70万人いた数は、震災で一度激減したものの、その後少しずつ回復していました。しかし、新型コロナの流行で震災時より減少し、10万人を切る状態に。ただ、翌年からは外出制限の緩和で再び増加傾向にあります。

つづいて、県外から福島への教育旅行はどこが最も多いのでしょうか?1位は埼玉県です。交通の便が良いということで首都圏からが多いんです。

2021年度だと会津地方が最も多く、会津は歴史や自然が豊かで、スキーなどウィンタースポーツもあるので、一年中、楽しめるというところが人気だそうです。

ただ、今回注目してもらいたいのが相双地方です。まだ、人数は少ないですが、県が推進する伝承館など、震災・原発事故の被災地域を巡る「ホープツーリズム」により、徐々に需要が高まってきているそうです。

県は今後「復興の姿、ありのままの姿を見て希望を持ってもらうためにホープツーリズムに力を入れていきたい」としています。