コロナ禍を乗り越え完全復活です。こどもの日の5日、玖珠町の「日本童話祭」が4年ぶりに通常規模で開かれ、多くの人でにぎわいました。
今年で74回目を迎えた玖珠町の日本童話祭は仮装パレードで幕を開けました。玖珠町出身の童話作家、久留島武彦の功績を称えようと始まったイベントで、4年ぶりに通常規模で開催されました。
(糸永記者)「ジャンボこいのぼりの中に入りました。高さは4メートル程でしょうか。不思議な空間が広がっていて、子どもたちが楽しそうにしています」
名物のジャンボこいのぼりのくぐり抜けには絶えず行列が…。中では、子どもたちが走ったり寝ころんだりと思い思いに楽しんでいる様子でした。
(子どもたち)「ふわふわ」「でかい」「こいのぼりに食べられた」「初めてこのビッグサイズを見た」「久しぶりだなと思う。あんまり来れなかったからコロナで。うれしいです」「楽しい」
また、クレーンで吊り上げられた長さ55メートルのジャンボこいのぼりが優雅に空を舞いました。このほか、魚のつかみ取りやステージイベントなどでにぎわいました。
(日本童話祭三島会場運営委員会・秋山泰士事務局長)「大成功です。閉塞状況だったので、これを日々の栄養にして毎日を楽しく過ごしてもらえたらありがたい。子どもさんが元気に健康に育つことが大事」
童話の里に咲き誇った子どもたちの笑顔。事務局によりますと、コロナ禍前を上回る5万5500人が訪れたということです。