意気揚々だったわたくしですが、日本代表候補に挑戦するぞと、その練習を見てみると、男女とも激しすぎて、全く違うスポーツに見えてしまうのは、気のせいでしょうか。

20代から30代の男女20数人ずつが集められた強化合宿。ここから12人ずつに絞られるため、激しい競争が続きます。実は、日本は男女とも世界の強豪国の1つでワールドカップでも2位や3位になるなど大活躍しています。

伊東 アナ
「今、入れ替わりましたね」

辻貴雄 理事
「今のは2人しか持ってない状態でもって入れ替わって。スピードが速くてですね。それぞれのチームで何パターンも考えますし」
打つ人以外の3人がボールを触っていないといけないルールですが、2人で持っているときは移動でき、打つ直前に3人目が触るので、どの方向に誰が打つのか、わたしには全く読めません。

辻貴雄 理事
「さすがに世界で戦う人たちは点を取って、なんぼになりますので」
伊東 アナ
「これは見ていても勉強になると思いました。やったことないのに、おもしろいです。こんなに作戦の幅が広いんですね。これは無理だ。レベルが高い」

四の五の言い訳をいっぱいしたのですが…
伊東 アナ
「一緒にやるのが怖い。どうしよう。やりたくない。怖い」
とはいえ、もう後には戻れません。チームで勝負に挑みます。

日本代表候補選手
「気持ちが大事。あとはボールを落とさなければ、このスポーツは成り立つので、ボールを落とさないように一生懸命走ってください」
伊東 アナ
「わかりました。もう、それだけやります」

ブルーチームのわたくし、ブラックチーム、グレーチーム、いざ、5点先取で勝負。試合が始まりました。わたしに何度も打つチャンスをくれるのですが、決めることはできません。相手に狙われ…。ナイスレシーブかと思いきや、場外でした。

どこを狙われるかわからないキンボール。スタッフも直撃されました。

点が高いブラックとグレーの激しい打ち合いに、わたしもなぜか巻き込まれ、右往左往…。しかし、ここでついにレシーブに成功!

さらに奇跡が…。初得点!

伊東 アナ
「今のあり? 何をやっているか、わかってないけど、みんな、喜んでいます」
