4日、延岡市で、陸上の中長距離記録会、「ゴールデンゲームズ」が開かれました。
大会は4年ぶりの通常開催で国内のトップランナーたちが熱戦を繰り広げました。
4日、西階陸上競技場で開かれた「ゴールデンゲームズinのべおか」。
地元の小学生から国内のトップランナーまで、男女8種目、22のレースにあわせておよそ440人が出場しました。
今年は、4年ぶりに観客数の制限が設けられず、会場にはおよそ2万2000人が来場。
観客たちは恒例の看板を叩く応援で選手たちを後押ししました。
注目のレースは、世界選手権の代表選考を兼ねた1万メートル。男子は、旭化成から鎧坂哲哉と茂木圭次郎、それに村山謙太が出場しました。
結果は鎧坂が6位、茂木が7位、村山が12位で標準記録には届きませんでした。
(男子1万メートル6位旭化成・鎧坂哲哉選手)「トラックの練習をあまりしていなかったのでそう言ったところ苦しくなりましたけれど最後まで粘りきることができたので良かったかなと思います。故障なくしっかり体をつくって、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で優勝して、オリンピックのチケットをとりたいと思います。」
男子1万メートル優勝は富士通の塩尻和也。
(男子1万メートル優勝・富士通塩尻和也 選手)」「今後に向けて、しっかりもっとスピード、持久力という面で余裕を持った走りができるようにしていきたいと思います。」
一方、女子は、ダイハツの加世田梨花が優勝しました。
(女子1万メートル優勝・ダイハツ加世田梨花 選手)「優勝できると思ってなかったので、一番をとることができてうれしく思います。マラソンを意識して粘る走りができたのは、今後につながる走りができたと思います。」
大勢の観客からのエールを背に力走した選手たち。
会場は、夜遅くまで熱気に包まれていました。