今年は早くも各地で「蚊」にさされた人が続出しています。発生が早まっている理由は?対策は?蚊のスペシャリストが解説します。
「虫よけ」商品 売れ行きが前年比2倍
気象庁にこんなデータがあります。
従来、虫さされ薬が売れ始めるのは、平均気温18度を超える5月中旬から。ところが今年は、3月24日に平均気温18.1℃を観測。2日前の22日には桜が満開になりました。
1か月半も早く『虫さされ薬が売れ始める時期』がきてしまった、というわけです。
ひるおび調べによると、東京都内のホームセンターでは、4月29日、30日の2日間で『虫よけプレート』『虫よけスプレー』『殺虫剤』の売り上げが、前年同月比の2倍になっていました。
実際、今年の蚊は早いんでしょうか?街の皆さんに聞いてみました。
30代女性:
「もう家の中でも見ました。早いですよね。子どもがさされてました。」
30代女性:
「4月の始めの頃さされました。こんな時期に蚊が飛んでるんだなってびっくり。」
10代女性
「さされてはないですけど、学校にめっちゃ飛んでます!早い!」
やはり皆さん、「蚊」の出現の“早さ”を感じているようです。
恵俊彰:
今年はちょっと蚊の登場が早いんですか?
ヤマザキ動物看護大学 長島孝行教授:
今朝犬の散歩に行ったんですけど、蚊を10匹観察しました。