引っ込み思案の少年 変わったきっかけは「マジックショー」?

家族総出の戦略もあって、史上最年少で市長に就任した崚輔氏ですが、意外にも、幼い頃はあまり活発ではなかったそうです。

母親:「引っ込み思案で恥ずかしがりや。人前で注意されたり、怒られたりすることが、すごく嫌やったね」
 
性格が変わったきっかけを聞いてみると、ある「マジックショー」だったというのです。

高島崚輔新市長:「マジックショーに行ったことがあって、マジックショーってよく、『誰か一緒にやってくれてませんか?』って声をかけるじゃないですか。それで、みんなにつられて手をあげて、当てられたんですけど、前に行けなかった、っていう経験があって。」

「その後母に、『チャンスの神様には前髪しかない』よ。チャンスが来たらすぐ掴まなきゃ、後から、いくらああすればよかった、と思っても、それはすごく遅いよ、っていうふうに言われたんです」

『チャンスの神様は前髪しかない』

引っ込み思案だった長男が、いまや人口9万人、日本じゅうに名の知れた芦屋市長に。その姿は家族にどう映っているのでしょうか。

父親:「全市民の中からの4分の1ぐらいの支持と考えれば、まだまだこれからもたくさんのハードルがあると思うので、本当に大変だろうなというふうに思いますね」

高島崚輔新市長:「(Q何か悩んだときに家族会議は?)それはもうないですね」

崇輔さん・晟輔さん:「頼られても困る。それは困る」