5月1日に就任会見を行ったのは、史上最年少の26歳で兵庫県芦屋市長に就任した高島崚輔氏。新市長は、選挙戦で繰り返したフレーズを、改めて述べました。「こんにちは!私はこの芦屋市を、世界で一番住み続けたい街に、市民の皆さん・市の職員の皆さん、さまざまな方々との対話、対話を中心とした街づくりで、実現していきたいと考えています」
就任前日の4月30日。高島新市長と2人の弟、さらに高学歴の3兄弟を育てた両親が全員揃って、MBSの独占取材に応じました。そこで語られたのは「家族のルール」と「選挙中の兄弟の絆」、そして高島新市長の幼い頃のエピソードでした。

◎長男の崚輔(りょうすけ)さんは神戸の名門、灘中・灘高出身、東大を経て去年、アメリカのハーバード大学を卒業しました。
◎次男の崇輔(しゅうすけ)さん(23)は、カナダのブリティッシュコロンビア大学に進学。芦屋市長選では戦略を練る担当をしていたそうです。

◎三男の晟輔(じょうすけ)さん(17)は、灘高校の3年生で、現在生徒会長です。MBSは2021年、晟輔さんら灘高チームがビジネスプランを競うコンテストに出場した様子を取材していました。当時、晟輔さんが着ていたトレーナーの胸には「ハーバード」の文字。兄の崚輔さんが在学中にアメリカに行き、買っていた洋服でした。
何かを決めるときは『家族会議』

父親:「お年玉を決めるのに『去年はこんなことで頑張った』みたいに、毎年目標を立ててもらっているので、それが1年間通して達成できたかどうか。それをみんなにアピールしてもらう」
芦屋市長選挙への立候補が、初めて家族に伝えられたときも、会議は開かれました。
父親:「最初は本当に驚きしかなかったです。経験も、何もない状態でのチャレンジだったので、批判を受けることになると思うので、それに対してどう向かっていくのか、すごく心配でした」
いっぽう弟たちは前向きに捉えていました。早速戦略会議が開かれたそうです。
三男・晟輔さん:「午前3時か4時ぐらいまで『めっちゃおもろいな』みたいに、同じ布団の中で盛り上がったよね。」
母親:「朝まで。戦略練っていた」
三男・晟輔さん:「僕としては、やるからには絶対勝ってもらわないと困るなっていうふうに思っていました」














